DPH(デュアルパックスヒーター)導入について
各社の投資効率や、歩留まりの比較などを検証
デュアルパックスヒーター
- 半熟ゆで卵の製造において、歩留まりの悪い商品とか、歩留まりの悪いと言った声が良く聞こえてきます。
- 本来、ゆで卵の製造に於いては、原料卵管理(産卵日、HU、PH、加熱温度、冷却、温度)が肝心な事を忘れて語られます。
- そう言った管理を簡素化したボイル方法を我々は開発致しました。
- 其れがデュアルパックスボイル方式です。
- 温度ロスを最大限、無駄を省き熱効率をUPさせました。(熱の回収も可能)
過去のテスト製造内容①
MSサイズを使用(加工卵としてのメインサイズ)
ボイル温度と時間
ボイル方法
DPH使用(デュアルパックスヒーター使用)ボイル時間と温度
テスト(1)160℃・・・5.5分・・・トロリ半熟
テスト(2)160℃・・・6.5分・・・・・・半熟結果
独自の製法に依り全て卵黄が中心に位置します。茹で卵特有の硫化黒変が理論上発生しません。
半熟、黄身がとろける等・・自由自在にコントロール
ゆで卵とは
国内でのボイル状況は
(1)熱湯ボイル (2)スチームボイルの2通りで殆ど行われている。固茹での場合はそれ程、懸念されておりませんが、半熟と成ると、何処のメーカーでも懸念いたします。
崩れます・・・不良発生
問題点
(1)歩留まりが悪い(2)温度コントロールが難しい
(3)二級品の行き場所が無い(全て廃棄してる現状)今回のDPH使用のボイル方法は何処も使用実績が有りませんが、メーカー(業界)に取って重要な位置付けと判断しております!
現状、昨年からインフルエンザの影響で日本国内では1600万羽の採卵鶏が、殺処分されています。
卵換算では≒22000t/月になります。(1600万羽×46g×30日換算)此の為、入荷即ボイルと言った事が現場では行われて歩留低下となる
DPH機:投資金額
サノボ機:投資金額
E•G•G機:投資金額
バッチ式:投資金額
各社効率比較
歩留に依る効率化
DPH機の優位性
DPH機(小型機)参照
ボイル機図面(イメージ図)
上記、検証データを含めた資料を下記よりダウンロードできます。